耳鼻と臨床 Otologia Fukuoka

「耳鼻と臨床」は耳鼻と臨床会の会員誌です

編集主幹 中川尚志

九州大学大学院医学研究院臨床医学外科学講座 耳鼻咽喉科学分野内
耳鼻と臨床会 「耳鼻と臨床」編集部
〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1 
Tel: 092-642-5668 (ダイヤルイン)
Fax:092-642-5685
E-mail:jibirin@qent.med.kyushu-u.ac.jp

[振替口座番号] 01710-9-25469 
[会 費] 年間 6,000円(送料込)

学会発表内容を原著論文として発表することをお勧めします

日本耳鼻咽喉科学会では、専門医取得条件として1編以上の学術論文発表が必要です。また、専門医更新の要件としてピアレビューを受けた論文発表による単位取得が可能です。学会発表と論文発表は大きな違いがあります。学会発表はその場限りの口演が主なため詳しい発表内容は記録されませんが、論文発表は後輩に永く受け継がれる知恵となります。「耳鼻と臨床」は投稿条件として筆頭著者が会員であることを求めておりますが、著者全員の会員資格を求めることが多い他誌に比べ投稿時の制約が少ないことが特長です。耳鼻と臨床会は、多くの先生方が学会発表されている内容を「使い捨て」の知識とするのではなく、後輩に受け継がれる学術論文として記録することをお勧めします。
受理された未掲載の論文の掲載証明書が必要な方は、編集部へお申し出ください。

編集主幹 中川尚志

  • 重要度が増す学術論文発表
    日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
    [取得条件] 1編以上の学術論文(筆頭著者)を執筆した者
    [更新単位] 学会発表:1単位、論文発表の筆頭著者:2単位、共著者:1単位
  • 制約の少ない耳鼻と臨床投稿条件
    筆頭著者が耳鼻と臨床会会員であること

紙印刷用投稿規定 投稿規定

投稿資格 筆頭著者は耳鼻と臨床会会員に限ります。筆頭著者が非会員の場合、入会手続きのご案内を差し上げます。入会手続きの日を論文の受付日といたします。
投稿内容 論文は耳鼻咽喉・気管食道・頭頸部に関する内容の和文または英文とし、未発表であるもの、他誌に投稿・査読中でないもの、著者全員が論文原稿を読み承認されたものに限ります。
原稿の扱い
  • ① 原稿は査読者の査読を得て掲載の可否を決定します。掲載順序は編集部に一任してください。
  • ② 原稿はカバーレターに記載がなければ編集部で判断し、原著論文または症例報告として扱います。
    原著論文、症例報告以外に、著作として総説(今まで発表された原著論文のまとめ)、視点(著者の私的考察や論文、著書などの評論)、製品レビュー(製品等の使用経験)を受け付けます。ご希望の取り扱いをカバーレターに記載してください。
投稿方法 投稿サイト
  • ① 原稿は、原則としてオンライン投稿(ScholarOne Manuscripts)で受け付けます。耳鼻と臨床会のオンライン投稿システムサイト(https://mc.manuscriptcentral.com/jibi)より投稿してください。オンライン投稿以外の方法で投稿を希望される場合は、編集部にご相談ください。
  • ② オンライン投稿の方法については、サイトの投稿マニュアルを参照してください(サイト内の「投稿規定・各種書類」から確認できます)。
  • ③ 原稿の本文および図表の説明はMicrosoft Word を使用し、和文は全角、英数字は半角で記載してください。数式はMicrosoft Wordの「数式」機能を用いてください。
  • ④ オンライン投稿可能なファイル形式は、DOC(X)、XLS(X)、PPT(X)、JPG、TIFF、GIF、AI、EPSです。ファイル名は半角英数字で入力し、図表はその番号が分かるように数字を打ち、拡張子を省略せずにつけてください(Figure_1.ppt、Table_1.xlsxなど)。
  • ⑤ オンライン投稿できるデータ容量は本文、図表を合わせて20MB までです。
原稿の形式について
  • ① 原稿は楷書・ひらがな・新仮名遣い・横書で記載してください。
  • ② 用字用語については、日本耳鼻咽喉科学会編「耳鼻咽喉科学用語解説集」に沿って記載してください。 その他の用語は「記者ハンドブック」(共同通信社)に準じて、編集部で統一させていただきます。
  • ③ 年号以外の数字は、3桁毎にコンマで区切ってください。例)2,350 1,352,250 1995年
  • ④ 英単語は、タイトル・本文中とも、固有名詞と略語以外はすべて小文字で始めてください。
  • ⑤ タイトル頁:題名、著者名(すべて)、所属機関(すべて)およびその所在地を記載してください。なお、題名、著者名(すべて)、所属機関(すべて)には英文を併記してください。
  • ⑥ 原稿1枚目:「まとめ」および日本語または英語のキーワードを最大5 つ付記してください。「まとめ」は、200∼400字程度で記載してください。
  • ⑦ 原稿2 枚目以降:原著論文、症例報告は以下に記載した順で改行して記載してください。著作(総説、視点、製品レビュー)は可能な限り原著論文の形式にしてください。
    • (ア)原著論文:まとめ、キーワード、はじめに、対象と方法、結果、考察、利益相反、(謝辞、)文献、図表の説明、英文抄録、図表
    • (イ)症例報告:まとめ、キーワード、はじめに、症例、考察、利益相反、(謝辞、)文献、図表の説明、英文抄録、図表
  • ⑧ 英文原稿については、原則として英文校閲者による校閲を受けたことの証明書を付け、A4 用紙にダブルスペースで作成してください。キーワードは英語で最大5 つ記載してください。
    • (ア)Original report:Abstract, Keywords, Introduction, Materials and Methods, Results, Discussion, Conflict of interest statement, (Acknowledgments), References, Figure legends, Figures and tables.
    • (イ)Case report:Abstract, Keywords, Introduction, Case, Discussion, Conflict of interest statement, (Acknowledgments), References, Figure legends, Figures and tables.
  • ⑨ 倫理規定・個人情報保護について
    • (ア)臨床研究(人を対象とする医学系研究)は、「ヘルシンキ宣言人間を対象とする医学研究の倫理原則」に沿ったものであることを「対象と方法」セクションに明記してください。臨床研究のうち、各施設の倫理委員会または倫理委員会に相当する審査を経て許可されたものは、「対象と方法」セクションに明記してください。
    • (イ)動物を用いた研究のうち、各施設において倫理委員会または倫理委員会に相当する審査を経て動物実験計画が許可されたものは、「対象と方法」セクションに明記してください。
    • (ウ)倫理委員会または倫理委員会に相当する審査を経て許可を受けたことが記載されていない研究原稿は、編集委員会において医学的、倫理的に問題があるかを判断し、原稿の採否を決定します。
    • (エ)個人を同定可能な情報を含む原稿は、当該個人またはその保護者から発表に際し書面による同意を取得し、かつその事実を「対象と方法」セクションに明記してください。個人を同定可能な情報には、氏名や顔写真だけでなく、目だけを隠した顔写真、病院の患者ID 番号、生年月日、手術施行年月日等も含まれます。
  • ⑩ 利益相反について
    利益相反のない場合は、「利益相反に該当する事項はなし。」と本文末尾に記載してください。また、論文の内容に関連する研究費助成などがある場合は、それを明示してください。
  • ⑪ 英文抄録について
    英文抄録は200 words 以内で記載してください。英文抄録は「まとめ」と同じ内容にしてください。
    編集部で英文抄録の英文校閲を行う際、「まとめ」の内容を参考にします。
  • ⑫ 文献について
    • (ア) 文献引用順に番号を付し、下記の形式に従って記載してください。著者名は2 名までは連記、3名以上は筆頭著者のみとし、共著者は「他」「et al」を用い省いてください。サブタイトルは、ダーシで囲む形式に統一してください。論文文献は以下の形式にしてください。
      著者氏名:題名.誌名巻:頁,発行年.

      篠原あさの他:セツキシマブ併用放射線治療後にニューモシスチス肺炎を来した1例.日耳鼻119:204-209,2016.
      Murakami D et al:Effect of short-term oral immunotherapy with Cry j 1-galactomannan conjugate on quality of life in Japanese cedar pollinosis patients − A prospective, randomized, open-label study−. ANL 43:50-55, 2016.

    • (イ) 単行本は、下記の形式にしてください。
      著者氏名:章題名.本題名.編者名,頁,出版社,出版社所在都市,発行年.

      中川尚志・小宗静男:難治性中耳炎.症例から見る難治性疾患の診断と治療1.耳科領域編.加我君孝監,小林俊光他編,1-14 頁,国際医学出版,東京,2011.
      Pickles JO:The physics and analysis of sound. In:An introduction to the physiology of hearing, 4th edn. pp1-10, Emerald Group Publishing Limited, United Kingdom, 2012.

    • (ウ) 欧文誌の略称はIndex Medicusに準じてください。
    • (エ) ホームページの引用の場合、著者名:タイトル.引用元のURL(確認した日付)の順としてください。
      著者名:タイトル.引用元のURL(確認した日付)

      日本耳鼻咽喉科学会調査委員会:耳鼻咽喉科医師数に関する全国調査.
      http://www.jibika.or.jp/members/iinkaikara/ishi-tyousa.html (2016.4.3)

    • (オ) 受理されているが、未掲載の論文の参照には、著者氏名:題名.誌名の後に「(印刷中)」または「(in press)」と記載してください。また、そのような論文を引用する際には、その論文が受理されたものである証明(コピーで可)を同封または添付してください。
    • (カ) 投稿はされたが、まだ受理されていない論文からの情報については、その情報源からの承諾を書面で得た上で、本文中に「未発表所見」または「unpublished observation」と明記してください。

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著作権について
  • ① 本誌に掲載された論文の著作権は、「耳鼻と臨床会」に帰属するものとします。
  • ② 投稿に際しては、原著論文、症例報告、著作のいずれについても、既に発表された図(写真を含む)・表その他を引用転載する場合は、著作権法に基づき、著作権者の書面による同意を得てください。また、出典は参考文献の中に記載し、該当する図表には文献番号で出典を明示してください。
  • ③ 論文内容が著作権侵害などにより第三者に損害を与えた場合、著者がその責任を負うものとさせていただきます。
インターネット上の
公開について
  • ① 本誌に掲載された論文は、掲載1 年経過後よりインターネット上(J-STAGE http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jibi/-char/ja)にて公開いたします。
  • ② 個人サイト等での自著論文pdf の公開は、J-STAGE での公開後、J-STAGE で公開されたファイルと同一であることを条件に許可します。
掲載費用について
  • ① 費用は3 頁までを耳鼻と臨床会負担とし、それ以上になる場合は超過分を実費著者負担とします。英文抄録の校閲実費は著者負担とします。
  • ② 別刷は、原則としてPDF フォーマットでお渡しします。雑誌掲載紙面上では白黒の図(写真等)の場合でも、別刷PDF では、投稿時の図がカラーである場合はカラーのままでの仕上げになります。
    印刷による別刷を希望される場合は、編集部にご相談ください。
  • ③ 急載希望および著作はその旨をカバーレターに記載してください。その場合には当該論文全文に対し実費を負担していただきます。
  • ④ カラー印刷を希望する場合はその旨を記載してください。カラー印刷代の実費は著者負担とします。
  • ⑤ 定期号のほかに補冊を随時刊行します。補冊に掲載する論文は特に急載を要するもの、多くの頁数を必要とするもの、その他特に希望のあるものとし、その費用は全額著者負担とします。

本誌のバックナンバーは58巻(2012年発行)までを東亜ブック(〒178-0061 東京都練馬区大泉学園町5-27-11 Tel.03-5947-4781)にて、59巻(2013年発行)以降を耳鼻と臨床会にて販売しています。なお、前年以降の分は会員にのみ販売いたしますので「耳鼻と臨床会」にお申し込みください。